霧多布の見どころ

霧多布湿原(きりたっぷしつげん)

霧多布周辺 霧多布周辺

浜中湾と琵琶瀬湾に面した、面積3,168haの国内で3番目に大きな湿原。ここには北海道に生育する動植物のほとんどが見られる豊かな自然が息づいている。花の湿原と呼ばれるほど、植層が豊かで、高山性、湿地性、海浜性とさまざまな植物を一度に見られる魅力的な湿原である。晩春から夏にかけては、タンチョウ。秋には、シベリアなどから渡ってくる多くの水鳥を観察する事ができる。湿原内には4つの木道もあり、散策もオススメ。また夕日も素晴らしい。


琵琶瀬木道(びわせもくどう)

霧多布周辺 霧多布周辺

霧多布湿原を散策するのであれば1番ポピュラーな木道。駐車スペースから湿原内部に向けて、直線で約700メートルの距離があり、6月上旬から小さな花が季節ごとに次々と咲き、7月上旬にはエゾカンゾウが綺麗に咲き乱れる。木道の先端部には川が流れており、運が良ければタンチョウを見る事ができる。

仲の浜木道(なかのはまもくどう)

霧多布周辺 霧多布周辺

道道123号沿いにあり、琵琶瀬木道の直ぐ横から歩き始める事ができる。7月上旬には霧多布湿原の花々を見るために多くの観光客が訪れるポイント。

奥琵琶瀬木道(おくびわせもくどう)

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霧多布湿原を1番低い位置から見ることができる木道。運が良ければ夏はタンチョウなど、冬はオオワシやオジロワシなどの冬の鳥を見る事ができる。場所が分かりにくく、住宅が周りにあり、夏は昆布作業の車も通るので、立ち寄る際には注意が必要。

やちぼうず木道

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霧多布湿原センター近くの木道。小さな木道ではあるが、他の木道とは違った植生であり、草の背丈が高く、小川が流れ、湿原の中心部にいるような雰囲気を味わえる。また「やちぼうず」という湿原内で見られる土が隆起したものを観察できる。

MGロード(えむじーろーど)

霧多布周辺  霧多布周辺

MGロードのMGとはMarshy Grassland、日本語に直すと「湿原」という意味。霧多布湿原を東西に横断した約3キロにわたる道路で、季節ごとの湿原の風景を身近に見ることができる。このMGロードの道路下には、太さ数十センチのパイプが何本も設置されており、湿原内の水の流れも確保している環境にも配慮した道路と言えます。


琵琶瀬展望台(びわせてんぼうだい)

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霧多布湿原の南に位置し、浜中町内で1番の景勝地と言える高台にある展望台。北太平洋シーサイドライン沿いにあり、360度の視界が楽しめる。正面には広大な湿原の中を流れる川が蛇行する大パノラマが広がり、振り返ると青い太平洋が見渡せる。そこからは窓岩という浜中町の奇岩も見ることができる。宿からは、歩いても5,6分なので夕日がきれいと言われている霧多布湿原を思う存分楽しんでみては?


霧多布湿原センター

霧多布周辺

霧多布湿原を一望できる小高い丘の上に立つネイチャーセンター。館内には霧多布湿原や野鳥、動物、漁業など展示もあり、1階にはお土産販売、3階には展望施設があり、軽食を楽しむ事もできる。館内は無料で入館できるので是非立ち寄ってみては?
営業時間:AM9:00~PM5:00
休館日:5月~9月無休・10月~4月火曜・冬季休館 1/2~1/31
TEL:0153-65-2779


霧多布岬(きりたっぷみさき)

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標高40~60mの平坦な台地状の島が陸につながってできた霧多布半島。その東端の岬は、太平洋の怒涛が打ち寄せる断崖の海岸線が、とても美しい。駐車場から岬の先端までは整備された遊歩道がつけられており、岩の上で羽を休めるオオセグロカモメの群れを間近で見る事ができる。海霧が発生する7月中旬にはエゾカンゾウをはじめ、多くの自生する花々を楽しめる。また野生のラッコやアザラシなどを見ることもできる。


アゼチの岬

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霧多布半島の西の端、琵琶瀬湾に突き出た岬からは珍鳥エトピリカが営巣している小島やケンボッキ島などの島々、琵琶瀬湾や浜中湾など美しい海岸線が一望できる景勝地。特に昆布漁の時期になると、早朝に霧多布の昆布漁の船が一斉に沖へ向かう姿はとても見ごたえある。また、夏の落日はみごとである。


霧多布温泉ゆうゆ

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◎浴室、ロビー、大広間などがありますが、館内は清潔感がありキレイです。また露天風呂より琵琶瀬湾を見下ろす事ができ、素晴らしいロケーションでもあります。場所は当宿より、車で約10~15分です。
入館時間
:AM10:00~PM10:00(受付はPM9:00まで。入浴時間はPM9:30まで)
休館日:無し(年末年始の営業時間のみ、一部変更が有ります)
入浴料:大人(中学生以上)500円、小人(小学生)250円、乳幼児は無料

TEL:0153-62-3726

JR花咲線やバスなど公共の交通機関をご利用の場合は、浜中町営バスをご利用されると、ご自身でも温泉を利用し、当宿までお越しいただくことが可能です。
※平日のみ可能です(時刻などは、リンクより浜中町営バスのホームページでご確認ください)。
霧多布厚岸線 霧多布温泉ゆうゆ~渡散布入口(宿の前)~藻散布~厚岸(乗換)~釧路
霧多布散布線 霧多布温泉ゆうゆ~渡散布入口(宿の前)~藻散布
霧多布湿原線 霧多布温泉ゆうゆ~茶内駅


酪農展望台(らくのうてんぼうだい)

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国道44号沿いにある展望施設。階段で上まで行くと、浜中町内の牧草畑の風景が360度一望できる。駐車スペースやトイレもある。


涙岬・立岩(なみだみさき・たていわ)

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道道123号沿いの浜中町と厚岸町の中間にある景勝地。駐車スペースから散策する道中は笹の草原となっており開放感がある。涙岬には諸説あるようだが、「乙女の涙」という言葉が良いように感じる。周囲は全て断崖絶壁で、その中に横顔に見える岩がある。夏の海霧で泣いているように見えるという旅情を感じられるポイント。また立岩も断崖の中で力強く感じられる岩である。


ルパン三世

霧多布周辺 霧多布周辺


ルパン三世の原作者でもあるモンキーパンチさんは、霧多布出身なんです!
浜中町では、浜中町内を走るタクシー、浜中町内の酪農者の看板、霧多布市街地の色々な施設、文化センター内の展示などファン以外の方々も楽しめる。また浜中町内の数か所でオリジナルグッズを購入することもできる。